競馬の馬券に宝くじ方式！？

以前、高額な馬券の払い戻しを受けた人が税務署に指摘され
裁判になったケースがありました。


現行法だと馬券の払い戻しは一時所得になりハズレ馬券は経費になりません。
つまり高額払い戻しの殆どに所得税と住民税がかかってしまうのです。


裁判の結果は、継続的な購入で金額の大きさから「営利目的」とされ
一時所得から雑所得に認定され、税負担が大幅に軽減されました。
しかし一般的には認められるケースはほとんどありません。


トータルで回収率100%超えを目指す競馬必勝法なら
ハズレ馬券込みで計算されてますから認められないと
ほとんどプラスにはならないのでは無いでしょうか。


今回、政府与党内で「宝くじ方式」を押す声が浮上していることは
そんな流れがあったから

「これは税金をとれる」

と、気づいてしまったのかも知れません。


宝くじ方式の場合、購入時にあらかじめ税金が多く取られるため
払い戻し金は非課税になります。

しかし税金分をどこかで負担する訳ですから
払戻金(オッズ)に影響が出ることは確実でしょう。


現状万馬券などを当てて高額な払い戻しをしても
申告をしない人が多いと聞きますので
税の公平性、中立性などからも改正の必要性があるとは思います。


ただ取りやすい所から取るのは競馬ファンならずとも共通してるのでは
ないでしょうか。

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